センシング技術の進化
センシング技術は、IoTを支える技術として多くの分野で期待されています。
特に高齢化社会をむかえる医療や介護のシーンでの活用は急務となっています。
当社は培ったセンシング技術を応用し、人の体勢や動き、呼吸の状態などを検知できる機能の開発を進めています。
自動販売機から見守りへ
当社はこれまで自動販売機用にセンサの研究・開発を行ってきました。
周囲の明るさを感知して照明を制御させるものから始まり、マイクロ波センサを用いて自動販売機に人が近づいた時に照明を制御することで省エネに貢献しています。
独自のアルゴリズムを開発し、人の動きの大きさ方向まで検出できるようなったことで、購入客と人の往来数の取得が可能となり、自動販売機のマーケティング戦略に活用されています。
非接触のストレスフリー“見守り”
マイクロ波センサは、個人情報にあたる情報を一切使用せずに処理を行っているため、被介護者がセンサを気にすることなく、ストレスフリーな状態で見守ることができます。 そのため、不特定多数利用する公共施設、介護施設のベッド周辺やトイレなどの高いプライバシー性を確保しなければならない場所での使用に最適です。
この技術は、日常生活の中で異変の検知をいち早く家族や介護者、医療機関などに通報する“見守りシステム”の構築に活用できます。
★資料はこちらから→資料ダウンロード「居室用人感センサ」
環境可視化センサで“感染対策”
温度、湿度、二酸化炭素濃度、風速、PM2.5※1、一酸化炭素※1、VOC※1など、1つのセンサで複数の情報を検知して分析。感染症対策として「密」の状態を見つけたり、換気を促します。また、熱中症リスクを低減するため空調の作動や換気を促します。ネットを経由して、遠隔で状況を確認・把握することも可能です。複数の情報分析を組み合わせることで、今後さまざまな場面での活用が期待されています。 ※1 オプション機能
★資料はこちらから→資料ダウンロード「快適番(環境可視化センサ)」
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環境可視化センサ紹介動画
三次元でセンシング“3D人感センサ”
光波のセンシング技術は、ミリ波センサの研究にも取り組んでいます。
縦、横、高さの三次元で検知することで、対象物の有無に加えて、動体物の位置を検知することも可能にしました。
幅広い用途への活用が期待でき、更なる研究開発を進めています。
★資料はこちらから→資料ダウンロード「3D人感センサ」